探偵は過去の浮気も調査できる？過去の浮気に対する慰謝料請求も解説！

浮気をされた側にとって、浮気はいつ始まりいつ終わったのかが分かりません。
このような時、探偵はどこまで過去にさかのぼって浮気調査をしてくれるのか気になりますよね。

今回は、探偵は過去の浮気を調査できるのかをご紹介します！
併せて、過去の浮気に対する慰謝料請求についても詳しく解説します。

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探偵事務所は過去の浮気調査もできる？

結論から言いますと、探偵は過去の浮気調査は可能ですが、現在進行形でなければ確固たる証拠を掴むことができません。
なぜ、現在進行形の浮気でなければ証拠を掴めないのか？その理由を見ていきましょう。

現在進行形でなければ決定的な浮気の証拠を掴めない

過去の浮気調査を探偵に依頼したい方は、離婚や慰謝料請求を検討している方も少なくないと思います。
裁判では、不貞行為を立証するにあたって肉体関係を推認できる証拠が認められやすいため、基礎知識として覚えておきましょう。

離婚も慰謝料請求も示談で解決できますが、交渉が決裂した場合は最終的に裁判で決着をつけることになります。
そのため、裁判になることを前提として、肉体関係を推認できる証拠を確保してから法的措置を講じるのが一般的です。

肉体関係を推認できる証拠は下表のように色々とあるわけですが、探偵は合法の範囲でしか調査できないため、浮気調査で入手できる情報は限られます。

探偵の浮気調査の方法

探偵業法では、尾行と張り込み、そして聞き込みが認められています。
探偵は何でも調査をしてくれるイメージがありますが、合法の範囲での調査に限られます。

先ほど裁判で有効な証拠をご紹介しましたが、探偵は違法行為ができないため、対象者の私物を調査することはできません。

聞き込みで入手できる情報では浮気を証明できない

3つの調査方法の中で、聞き込みだけが過去の浮気を調査できます。
聞き込みで入手できるのは「第三者による浮気の証拠の提供」や「第三者の証言」です。

まず、第三者から浮気の証拠を提供してもらえるのはかなり稀です。
もし、キスをしている写真などの証拠を入手できても、当時はその相手と恋人関係だった可能性もあるため、時系列から浮気であることを証明する必要があります。

次に、第三者の証言は信憑性に欠けるため、他にも証拠を揃えて事実確認することが必須です。

このように過去の浮気は肉体関係を推認できる証拠を掴めないのが難点です。

年数や日数など過去に具体的な線引きはない

探偵事務所の浮気調査は過去何年というような線引きはありません。
過去というのは1日や1ヶ月など様々な期間があるわけですが、重要なのはこれから浮気調査をして証拠を掴めるかどうかです。

ただし、難しいのは浮気が本当に終わっているかどうかは当事者にしか分からないことです。
探偵事務所の浮気調査は証拠を取るだけではなく浮気の事実確認も含まれるため、絶対に今は浮気をしていないという確信がない限りは、通常の浮気調査と状況は全く同じです。

過去の浮気は不倫相手を特定できない可能性がある

現在進行形で浮気調査をする場合、浮気の現場を目撃できれば不倫相手を尾行して氏名や住所を特定してもらうことができます。
しかし、過去の浮気はこれができないため、不倫相手に関する情報が一切なければ特定することができません。

浮気相手に慰謝料請求する場合、相手の氏名と住所が必要です。
携帯番号やメールアドレスが分かれば、弁護士に依頼すると弁護士会照会というシステムを使って浮気相手の氏名と住所を調べてもらうことができます。

ただし、慰謝料請求には時効があるので、浮気相手の氏名や住所が分かっても時効を迎えていると慰謝料請求はできません。
後ほど、詳しくご紹介します。

過去の浮気に対して慰謝料請求はできる？

浮気の慰謝料請求は100万円～300万円が相場です。
非常に高額な慰謝料を獲得できるため、過去の浮気でも慰謝料を取れるなら請求したいと思う方は多いでしょう。

過去の浮気に対して慰謝料請求は可能なのかどうかをご紹介します。

浮気の慰謝料請求には時効がある

浮気の慰謝料請求には2つの時効があります。
浮気を知った日から3年間、浮気が始まった日から20年間。
この時効を過ぎると、慰謝料を請求できません。

自分が浮気調査で事実を知った場合、3年以内に慰謝料を請求すれば大丈夫です。
しかし、3年以内であっても、浮気が始まって20年以上が経過している場合は慰謝料が認められません。

第七百二十四条：不法行為による損害賠償請求権の消滅時効
不法行為による損害賠償の請求権は、次に掲げる場合には、時効によって消滅する。
一.被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないとき。
二.不法行為の時から二十年間行使しないとき。

引用元：e-Gov法令検索

裁判で慰謝料を認めてもらうためには証拠が必要

浮気の慰謝料は3つの請求方法があります。
示談交渉の場合、双方の合意で解決できるため、証拠がなくても相手が交渉に応じれば慰謝料を獲得することができます。

しかし、示談交渉が決裂すると最終的には民事裁判で決着をつける必要があり、その場合に相手の浮気を立証しなければなりません。
そのため、一般的には裁判も見据えて、肉体関係を推認できる証拠を準備してから慰謝料請求を行うケースが多いです。

相談は完全無料！浮気の可能性があるなら探偵に相談してみよう！

過去の浮気は今も続いているのかが分からないため、探偵に依頼すべきかどうかで迷う方は多いと思います。
浮気は本当に様々なケースがあり、すでに終わっていると思っても月1回などのペースで今も浮気が続いていることもあります。

探偵事務所に相談すれば過去の調査事例を元に様々なアドバイスをもらえるため、浮気の可能性を探るという意味でもおすすめです。
ほとんどの探偵事務所は相談と見積りが無料ですから、迷った時は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

探偵事務所の主なメリットをご紹介しますので、参考にしながら検討してみてください。

相談と見積りは何度でも無料

全国には5,000社以上の探偵事務所がありますが、その9割以上は相談と見積りが無料です。
契約までは一切費用がかからないため、気軽に相談することができます。

調査力が高い

自分で尾行や張り込みを行う場合、顔を知られているので調査が失敗しやすいです。
その点、探偵事務所は顔がバレていない上に2～5名ほどのチームで調査してくれるため、調査が成功しやすいです。

法的措置に向けて弁護士を紹介してくれる

浮気調査を依頼する方は慰謝料請求や裁判離婚などの法的措置を検討することが多いため、ほとんどの探偵事務所は弁護士の紹介に対応しています。
また、弁護士に法的な手続きを依頼しない場合も、無料で法律のアドバイスをしてくれる探偵事務所が多いです。

過去の浮気調査でよくあるQ&A

最後に過去の浮気調査でよくある疑問をご紹介します。
探偵事務所に相談する際の参考としてご活用ください。

今も浮気が続いているかが分かりません。浮気調査の費用は高くなりますか？

浮気調査の費用は調査期間が長くなるほど高くなります。
基本的に浮気調査は浮気の可能性が高い日を絞った上で調査計画を立てます。

しかし、怪しい日を絞れない状況では、いつ浮気をするのか検討がつかないことから調査期間を長く設定するしかありません。
そうなると、調査費用は高くなってしまいます。

1ヶ月や2ヶ月など長期調査をしても結果が出なければ、永遠と費用がかかってしまうため、どこかで調査を切り上げる必要があります。

浮気調査を依頼する場合に必要な情報は何ですか？

探偵事務所に浮気調査を依頼すると、最初にヒアリングが実施されます。
そこで浮気に関する情報を相談員に説明することになるので、下表のような情報を準備しておくと相談がスムーズです。

「探偵事務所は高い…」という方は自分で浮気調査しよう

自分でパートナーの浮気を調べる時は、浮気が過去なのか現在進行形なのかを判断する材料を探すことがポイントです。
探偵に浮気調査を依頼する場合も同様にここがポイントになってきます。

自分で浮気を調べる方法は色々とありますが、効果的な3つの調査方法をご紹介します。
以下の記事では、浮気調査の方法を詳しくまとめているので、併せて参考にしてみてください。

スマホをチェックする

パートナーのスマホを調べると、下表のような情報や証拠が見つかる可能性があります。
特にメールやSNSは浮気相手と連絡を取る際に使われることが多いので、入念に調べてみましょう。

車内をチェックする

パートナーが車で外出することが多いなら、車内を調べてみましょう。
ドライブレコーダーは映像や音声を記録できるため、浮気をしている場合は映像や会話の録音で浮気の事実が分かることがあります。

GPSで行動を監視してみる

帰宅が遅い日が多かったり、休日によく外出する場合は、パートナーの行動をリアルタイムに監視するのがおすすめです。
素人でも簡単に行動を把握する方法としてGPSはかなり便利です。
GPSを使うとパートナーの居場所を特定できるため、いつどこで何をしているのかを知ることができます。

一般的にGPSは浮気調査以外に使う用途がほとんどないため、購入するのはコスパが悪いです。
レンタルサービスなら必要な期間だけGPSを使えるのでとてもコスパがいいです。

様々なレンタルサービスがある中でも、高性能GPSをリーズナブルな価格でレンタルできる「イチロク」がおすすめです。

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もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
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まとめ

探偵事務所は過去の浮気を調査することはできますが、裁判で認められやすい証拠を掴むことはできません。
また、浮気が過去かどうかは当事者の証言がなければ判断できないため、絶対に浮気が過去のものであるという確信がないのであれば、通常の浮気調査と状況は同じです。

自分で判断できない時は、探偵事務所に相談してアドバイスも参考にしてみてはいかがでしょうか。