自分で浮気調査する方法やテクニック

パートナーが不倫をしている可能性がある時、証拠を掴むために自分で浮気調査をしようと思うことがありますよね。
しかし、いざ浮気調査をしようと思っても、やり方が分からない方は多いのではないでしょうか。

今回は、そのような方に向けて、自分でもできる浮気調査の方法をご紹介します!
裁判で認められやすい証拠についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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自分で浮気調査する方法14選!

自分で浮気調査する方法は、下表のように非常に多くのやり方があります。
それぞれの方法によって入手できる証拠や情報が異なり、調査を行う難しさも違います。

これから各調査の内容を詳しく解説しますので、自分に合った浮気調査の方法を探してみてください。

入手できる証拠・情報 難易度
車を調べる ・カーナビの履歴
・ドライブレコーダーの映像
・領収書やレシート
財布を調べる ・領収書やレシート
・ラブホテルの会員カード
・コンドーム
ポケットを調べる ・領収書やレシート
ゴミ箱を調べる ・領収書やレシート
・メモ
・コンドーム
スケジュールを調べる ・浮気相手と会う日程
私物を調べる ・浮気相手からの手紙や郵便物
・浮気相手からのプレゼント
GPSを使う ・リアルタイムに居場所を特定できる ★★
スマホをチェックする ・通話履歴
・LINEなどのSNS
・メール
・マッチングアプリ
・スケジュール
・メモ
・電話帳
・写真や動画
・Webサイトの閲覧履歴
★★
パソコンをチェックする ・メール
・Webサイトの閲覧履歴
・アプリやツール
・スケジュール
・メモ
★★
クレジットカードの明細を調べる ・ラブホテルの利用明細
・その他、お金を使った怪しい履歴
★★
尾行・張り込み ・浮気現場を写真や映像に収められる ★★★★★
盗聴する ・浮気をしている当事者2人の会話を聞ける
・浮気を認める発言を録音できる
★★★★★
カメラを設置する ・浮気現場を映像に収められる ★★★★★
浮気調査アプリを使う ・GPS機能
・通話履歴
・LINEなどのSNS
・メール
・マッチングアプリ
・スケジュール
・メモ
・電話帳
・写真や動画
★★★★★

車を調べる

車を調べる時は、まずダッシュボードやグローブボックスなど物を入れられる場所をチェックして、領収書やレシートを探します。
ETCの領収書は浮気で行った場所を推測できますし、コインパーキングの領収書なども同様にデートした場所の推測に役立ちます。

ラブホテルの領収書やレシートを発見できれば、浮気を問い詰めた際にパートナーは言い逃れをするのが難しいでしょう。
また、カーナビの履歴を確認すれば走行ルートが分かるため、これも忘れずにチェックしておきたいポイントです。

車内で決定的な証拠を見つけやすいのはドライブレコーダー
ドライブレコーダーは映像や音声を記録する装置です。
浮気相手と一緒に車に乗っていた場合、浮気相手を特定することも可能ですし、カーセックスやラブホテルを出入りする映像・録音された会話は、肉体関係を推認できる確固たる浮気の証拠です。
難易度
入手できる証拠・情報 ・カーナビの履歴
・ドライブレコーダーの映像
・領収書やレシート

財布を調べる

パートナーの財布からは、下表のような証拠や情報が見つかることがあります。
なるべく浮気をした可能性のある日に財布を調べましょう。

時間が経つほど証拠を隠ぺいされやすいです。
パートナーが帰宅してお風呂に入っている時が絶好のチャンスです。

難易度
入手できる証拠・情報 ・領収書やレシート
・ラブホテルの会員カード
・コンドーム

ポケットを調べる

上着などのポケットからは、領収書やレシートが見つかりやすいです。
財布とセットで調べてみてください。

難易度
入手できる証拠・情報 ・領収書やレシート

ゴミ箱を調べる

ゴミ箱を調べる

ゴミ箱からも領収書やレシートが見つかりやすいです。
自宅に浮気相手を連れ込んで不倫していた場合、コンドームが見つかることもあります。

その他、浮気に関する何かしらの情報が記されたメモが捨てられているケースもあります。

警戒心の薄い人の場合、わざわざゴミ箱を調べられることはないと高をくくっていることがあります。
衛生的にゴミ箱を漁るのは気が引けますが、一応は調べるほうがいいでしょう。

難易度
入手できる証拠・情報 ・領収書やレシート
・メモ
・コンドーム

スケジュールを調べる

スケジュールを調べると、浮気相手と会う日程が分かることがあります。

ポイント
特にスマホやパソコンなど、他人が簡単に調べられない場所にあるスケジュールは「デート」や「♡」など、露骨に浮気の日が記されていることもあります。

もし、探偵に浮気調査を依頼するなら、浮気相手と会う日程を特定できると費用を大幅に抑えられることがあります。
浮気調査の相場は経費も含めて50万円前後かかることが多いですが、1日で調査を終えることができる場合は最も安いケースで10万円前後の費用で抑えることができます。

難易度
入手できる証拠・情報 ・浮気相手と会う日程

私物を調べる

パートナーの私物を調べると、下表のように浮気相手からのバースデーカードや郵便物が見つかる可能性があります。
怪しい物を見つけた場合、その物自体は証拠になりませんが、「これもらったの?」というように浮気を探るための質問として使えることがあります。

難易度
入手できる証拠・情報 ・浮気相手からの手紙や郵便物
・浮気相手からのプレゼント

GPSを使う

GPSは相手の位置情報をリアルタイムに取得することができます。
常にパートナーの居場所を特定できることから浮気調査に最適です。

GPSは「GPS装置を購入する(高い)」や「浮気調査アプリのGPS機能を使う(仕込むのが難しい)」など様々な方法がありますが、簡単に高性能GPSを低価格で使うならレンタルサービスが最もおすすめです。
浮気調査を行う期間だけレンタルできるため、非常にコスパがいいです。

難易度 ★★
入手できる証拠・情報 ・リアルタイムに居場所を特定できる

おすすめのGPSレンタルサービス「イチロク」!

イチロク

GPSレンタルは様々なサービスがあります。
その中でも、イチロクは高性能GPSをリーズナブルな料金で利用できるのでとてもおすすめです。

最安は3日で6,800円と安い上、浮気調査に合わせて期間を選べるのも嬉しいポイントです。

レンタルはWebから注文するだけ、返却は郵送すればOKです。
GPSはスマホと連動していて、GPSを設置した後はスマホで行動を監視することができます。

尾行や張り込みとの相性も抜群。
探偵のようにプロ並みの浮気調査が可能となります。

運営会社 株式会社ミッドリブ
お手軽GPSプラン 3日プラン:6,800円
7日プラン:9,800円
15日プラン:14,800円
Pro-GPS 3日プラン:14,800円
7日プラン:17,800円
15日プラン:22,800円
Pro-NEXT 3日プラン:18,800円
7日プラン:22,800円
15日プラン:28,800円
特徴 ・レンタルして使えるのでコスパがいい
・郵送で受取と返却ができる
・高性能のGPSを安くレンタルできる

スマホをチェックする

スマホをチェックする

パートナーのスマホをチェックすれば、下表のように様々な証拠や情報を入手することができます。
一般的に浮気をしている人はLINE等のSNSで連絡を取るケースが多いため、浮気相手を特定できることもあります。

スマホにロックがかかっていなければ誰でも簡単に浮気調査を行えます。
しかし、パートナーが慎重なタイプでロックをかけられていると、スマホを調べるためにはまずパスコードを解除しなければならないのが厄介です。

難易度 ★★
入手できる証拠・情報 ・通話履歴
・LINEなどのSNS
・メール
・マッチングアプリ
・スケジュール
・メモ
・電話帳
・写真や動画
・Webサイトの閲覧履歴

パソコンをチェックする

パソコンもスマホと同様に様々な証拠や情報を入手しやすいです。
しかし、パソコンを調べる場合もパスワードが必要なケースがあります。

パソコンにログインできたとしても、さらに「メールのパスワード」や「アプリのパスワード」など、それぞれのサービスやツールでもパスワードが必要となることがあります。

全てが自動ログインならあっさりと浮気調査を行えますが、真逆の場合はIDやパスワードを入手するだけでも相当に難易度が高くなります。

難易度 ★★
入手できる証拠・情報 ・メール
・Webサイトの閲覧履歴
・アプリやツール
・スケジュール
・メモ歴

クレジットカードの明細を調べる

クレジットカードの明細では、ラブホテルの利用履歴が分かることがあります。

Web検索も活用する
ラブホテルによっては会社名とは別の名称が明細に記載されることがありますが、そのような場合はWebサイトで検索すれば判明することもあります。

ラブホテル以外では、ETCや交通系ICなどデートした場所の推測に繋がる情報が見つかることもあります。
その他、男性なのに女性用商品の購入履歴があるなど、明らかにおかしな点が見つかるケースもあるでしょう。

クレジットカードの明細は郵送明細とWeb明細があります。
最近は、Web明細が主流となっているため、自動ログインになっていなければIDとパスワードを入手しなければなりません。

このページの後半でご紹介しますが、他人のIDやパスワードを不正に入手するのは違法です。

他の浮気調査の方法も法律に抵触するケースが多々あり、これが自分で浮気調査を行う大きなデメリットです。

難易度 ★★
入手できる証拠・情報 ・ラブホテルの利用明細
・その他、お金を使った怪しい履歴

尾行・張り込み

尾行は探偵と同じ浮気調査の方法です。
浮気相手と接触した現場に遭遇できれば、そのまま尾行を続けることでラブホテルに出入りするなど、決定的な写真や動画を確保できる可能性があります。

尾行のやり方はバレずにパートナーを追跡するだけなので、自分でも十分にできる浮気調査の方法です。

しかし、時間に余裕がなければ尾行できない、顔を知られているのでバレやすいなど、実際にやってみるとかなり難しいです。

効率的に尾行するならGPSレンタルサービスを利用して、スマホでパートナーの行動を監視しながら浮気相手と接触する可能性が高い時だけ現場に急行するのがおすすめです。

難易度 ★★★★★
入手できる証拠・情報 ・浮気現場を写真や映像に収められる

盗聴する

盗聴する

浮気をしている当事者の会話を聞くことができると、浮気を認める発言を録音できる可能性があります。
盗聴の方法は色々とありますが、至近距離で録音するとバレてしまうため、自宅や車あるいはパートナーのカバンなどに盗聴器を仕掛けるのが現実的です。

他人の敷地に盗聴器を設置するのは当然ながら違法です。
また、無線型の盗聴器は音声を聞き取れる範囲に限りがあるので、ボイスレコーダーなどの機器を録音状態にしたままパートナーのカバンや車に仕掛けるのがおすすめです。

難易度 ★★★★★
入手できる証拠・情報 ・浮気をしている当事者2人の会話を聞ける
・浮気を認める発言を録音できる

カメラを設置する

カメラを設置できる合法の場所は自宅か車です。
場所は限られますが、パートナーが自宅か車で浮気をしていた場合は決定的な証拠を確保できます。

ただし、一般的には自宅や車で浮気をするケースは少ないため、尾行してホテルを出入りする現場を撮影するほうが労力に見合った証拠を入手しやすいです。

難易度 ★★★★★
入手できる証拠・情報 ・浮気現場を映像に収められる

浮気調査アプリを使う

浮気調査アプリはパートナーのスマホにインストールして使うアプリです。

相手のスマホにこっそりとインストールすると、別のスマホやパソコンからGPSで行動を監視したり、遠隔操作でメールや通話履歴などを盗み見ることができます。

非常に強力な浮気調査の方法ですが、相手にバレやすい上に違法性の高さが欠点です。

難易度 ★★★★★
入手できる証拠・情報 ・GPS機能
・通話履歴
・LINEなどのSNS
・メール
・マッチングアプリ
・スケジュール
・メモ
・電話帳
・写真や動画

どのような証拠が必要?裁判で認められやすい証拠を解説

どのような証拠が必要?裁判で認められやすい証拠を解説

自分で浮気調査をする方法をご紹介しましたが、裁判ではどのような証拠が認められるのかも気になるポイントではないでしょうか。
裁判で不倫を立証するにあたって、認められやすい証拠と認められにくい証拠をご紹介します。

裁判で認められやすい浮気の証拠

裁判では、不貞行為の立証は肉体関係を推認できる証拠が有効です。
例えば、メールを証拠として使う場合、「好きだよ」だけでは証拠能力が弱く、「セックスよかったね」といったように肉体関係を推認できる内容のほうが証拠能力が高いです。

決定的な証拠となるのはラブホテルを出入りする写真や動画です。
一般的にラブホテルはセックスするために利用する施設なため、浮気相手と一緒にラブホテルを出入りする写真や動画は肉体関係を推認できる確固たる証拠です。

ラブホテル以外でも、異性と2人きりになる密室であれば同じように肉体関係を推認できるので、ビジネスホテルを出入りする写真や動画も証拠能力が高いです。

内容 有効性
メール 肉体関係を推測できるメール。
SNS 肉体関係を推測できるSNSのやり取り。
写真や動画 性行為の写真や動画、あるいはラブホテルに出入りしている写真や動画。
録音 不倫を自白した録音。
ラブホテルの領収書 ラブホテルの領収書からは肉体関係を推測できる。
不倫相手の妊娠が分かる資料や事実 診察記録などの資料、または妊娠の事実。
探偵事務所の調査報告書 最も有効な不倫の証拠。

裁判で認められにくい浮気の証拠

裁判で証拠能力が認められにくいのは、肉体関係を推認できない内容です。

一般的に浮気の証拠は慰謝料請求や離婚のために使うことが多く、このような法的措置は裁判ではなく示談で解決することもできます。
示談の場合、裁判のように肉体関係を推認できる証拠がなくても、相手が示談交渉に合意すれば解決できるため、以下のように証拠能力が弱い内容でも相手に浮気を認めさせられるケースがあります。

ただし、示談交渉が決裂した場合は裁判で決着をつける必要があるため、基本的には裁判を見据えて肉体関係を推認できる証拠を確保するほうが無難です。

内容 有効性
違法に集めた証拠 基本的に違法収集した証拠は否定されやすい。
通話記録や通話履歴 直接、肉体関係に繋がる通話記録や通話履歴はない。
性交渉で使う道具 その道具を不倫相手と使ったことを証明するのは難しい。
カーナビの履歴 必ずしも不倫に結びつくとは限らない。ドライブレコーダーのほうが有効性は高い。
GPSの記録 不倫相手が一緒かどうかが分からない。
第三者の証言 他の証拠と合わせた時に有効なケースがある。
スケジュール 一般的に不倫が分かるようなスケジュールを残す人は少ない。
メモ 一般的に不倫が分かるようなメモを残す人は少ない。
メッセージカード 愛してると書いてあったとしても、不倫しているとは限らない。

自分で浮気調査をするリスクやデメリット

自分で浮気調査をするリスクやデメリット

自分で浮気調査を行うのは様々なリスクやデメリットがあります。
特に違法行為に関しては自分が罪に問われないためにも意識しておきたいポイントです。

違法行為をしてしまう可能性がある

浮気調査の方法によっては、下表のように何かしらの罪に問われる可能性があります。

例えば、無許可で浮気調査アプリを仕込む場合は「不正指令電磁的記録に関する罪」、不正に他人のIDやパスワードを入手する場合は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に問われます。

違法収集した証拠が裁判で有効かどうかは、民事裁判と刑事裁判で傾向が異なります。
刑事裁判の場合、「違法収集証拠排除法則」など証拠収集に制限があるため、違法収集した証拠は認められません。

一方、民事裁判の場合は証拠の集め方に制限がないため、違法に集めた証拠でも認められるケースがあります。
浮気の証拠が必要となる訴訟は慰謝料請求や離婚裁判が代表的ですが、どちらも民事裁判です。

不正指令電磁的記録に関する罪 ウイルス犯罪を防ぐ法律。浮気調査では、無許可で他人のスマホに浮気調査アプリをインストールした際に罪に問われる可能性がある。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律 IDやパスワードを不正に入手して、他人のスマホにアクセスするのを規制する法律。無許可でIDやパスワードを入手して、他人のスマホやパソコンを覗き見した場合に罪に問われる可能性がある。
ストーカー行為等の規制等に関する法律 恋愛感情のつきまといを規制する法律。浮気調査では、無許可のGPS取り付けと位置情報の取得で罪に問われる可能性がある。
夫婦の場合、共有財産だけは対象外。
住居侵入罪 他人の敷地に無許可で侵入した際に罪に問われる。
信書開封罪 無許可で他人の郵便物を開封した場合に問われる可能性がある。家族の場合、家族がその情報を共有するのが自然であれば罪に問われないが、逆の場合は家族であっても罪に問われる可能性がある。
プライバシーの侵害 様々なケースがあるが、浮気調査の場合は他人のスマホを勝手に見た場合にプライバシーの侵害に該当する。

浮気調査がバレる可能性が高い

浮気調査がバレてしまうと、その後は警戒心が高まって浮気の証拠を掴みにくくなります。
また、パートナーが浮気をしていなかった場合、相手にとってひそかに調査されることはいい気分ではありません。

浮気調査がバレてしまい、関係が悪化してしまうこともあります。

何も情報を掴めなければ疑心暗鬼になる

自分で浮気調査をする場合、なかなか証拠を掴めずに途中で調査を断念せざるを得ないこともあります。
事実が判明しなければ気持ちを切り替えるのが難しく、些細な事でも浮気を疑ってしまう心理状態になることがあります。

裁判で有効な証拠を取るのが難しい

肉体関係を推認できる証拠を入手するのは難易度が高いです。
ラブホテルを出入りする現場の写真や動画は、尾行や張り込みからパートナーの行動を監視し続ける必要があります。

自分でも簡単にできる浮気調査の方法はたくさんありますが、裁判で有効な浮気の証拠を取るのは難しいです。

探偵事務所に浮気調査を依頼する方がいいケース

探偵事務所に浮気調査を依頼する方がいいケース

浮気の証拠を掴むのには、探偵事務所に依頼する方法もあります。
探偵事務所の調査報告書は裁判でも証拠能力が認められるため、自分で証拠を掴めない時は探偵事務所に頼ることも検討してみてください。

最後に探偵事務所に依頼する方がいいケースをご紹介します。

また、以下のページでは、安全かつ信頼性の高い探偵事務所・興信所をまとめています。
併せて参考にしてみてはいかがでしょうか。

パートナーや浮気相手に慰謝料を請求したい

慰謝料請求は3つの方法があります。
一般的に慰謝料請求の流れは示談交渉からスタートして、決裂した場合に民事調停か民事裁判を行います。

示談交渉や民事調停は双方の話し合いで解決を目指すため、決定的な証拠がなくても相手が交渉に応じれば成立可能です。

一方、裁判になった場合は示談交渉が決裂した経緯からも、不貞行為を立証する必要があるため、肉体関係を推認できる証拠を揃えておくほうが有利です。

証拠 慰謝料の金額の決まり方
示談交渉 相手が浮気を認めれば合意できるため、肉体関係を推認できる証拠が必須ではない。 双方の話し合いで決まる。
民事調停 相手が浮気を認めれば合意できるため、肉体関係を推認できる証拠が必須ではない。 双方の話し合いで決まる。
民事裁判 裁判で判決が下されるため、肉体関係を推認できる証拠を揃えておくほうが有利。 裁判の判決で決まる。過去の判例から相場は100万円~300万円。

不倫を理由に離婚したい

一般的に離婚は双方の話し合いで決める協議離婚を行いますが、交渉が決裂した場合は裁判に判断を委ねることになります。
離婚裁判では、下表のような離婚事由がなければ原則として離婚は認められません。

法律上、不倫は「不貞」と呼ばれる離婚事由の1つですが、これを理由に離婚する場合はパートナーの不倫を立証する必要があります。
慰謝料請求と同様に肉体関係を推認できる証拠を揃えておくほうが有利です。

民法・第770条(裁判上の離婚)
1 配偶者に不貞な行為があったとき。
2 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
3 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
4 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
5 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

引用元:民法 | e-Gov法令検索

不倫したパートナーの離婚請求を拒否したい

不倫したパートナーの離婚を拒否したい場合も、探偵事務所に確固たる証拠を入手してもらうのは効果的です。

ポイント
法律上、婚姻関係を破綻させた行為をした配偶者は有責配偶者と呼ばれ、原則として有責配偶者からの離婚請求は裁判で認められません。

パートナーが浮気をした証拠があれば、不倫相手と結婚するために離婚しようとした場合などに阻止することができます。

浮気調査は専門家に相談!
ラビット探偵社

もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
ラビット探偵社は浮気調査の相談実績が年間16,000件以上あり、無料相談も受け付けています。

まとめ

自分で浮気調査をする方法は色々とありますが、方法によって入手できる証拠や難易度は様々です。
最終的に慰謝料請求や離婚を考えている場合、裁判で証拠能力が認められる内容を揃えておくのが好ましいです。

そのような証拠は自分で浮気調査をしても掴むことが難しいため、困った時は探偵事務所に依頼することも検討しましょう。