妻が不倫している？見抜く方法や証拠の集め方を解説

「最近、妻の帰宅が遅い…」
「セックスレスが続いている…」

このような状況になると、「妻が不倫をしているかも」と思い始める男性は少なくありません。

もし、本当に妻が不倫をしていたら、最悪の場合は離婚に発展します。
人によっては怒りが収まらず、慰謝料を請求したいと思う方もおられるでしょう。

今回は、妻の不倫を見抜く方法や証拠の集め方をご紹介します。
実際に妻が不倫をしていた場合に備えて、慰謝料請求についても詳しく解説します。

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妻が不倫しているケースは多い？

一般的に不倫は夫がするイメージが強いですが、妻が不倫するケースも少なくありません。
昔に比べて、仕事をしている既婚女性は増えています。
働く女性は経済的なゆとりがある上、職場で男性と知り合う機会も多いです。

妻が不倫をする可能性があるのは、このような状況が大きな理由です。

男女の浮気率に大きな差はない

ジェクス株式会社のデータでは、男女の浮気率に大きな差はありません。
不倫をしたことがある男女の割合は「男性37.0％」・「女性24.4％」です。

引用元：ジェクス株式会社

不倫を理由に離婚する割合でも、男女の浮気率に大きな差はない

こちらは2020年の離婚を申し立てた動機と件数です。
離婚の動機は様々な内容がありますが、その1つに「異性関係」があります。

離婚の申し立て件数からも男女の浮気率に大きな差がないことが分かります。

妻が不倫するのは職場の同僚が多い

大手の原一探偵事務所が公表しているデータでは、女性は職場で知り合った男性と不倫をするケースが多いです。

家庭に専念している妻が不倫する場合、出会い系サイトで知り合った男性、あるいは同級生や昔の恋人といった友達関係の男性と不倫をするケースが多いでしょう。

引用元：原一探偵事務所

仕事をする妻が増えた

下表は女性の労働力の推移です。
数字は就業者と完全失業者の割合となっており、数字が高いほど働く女性の割合が多いということです。
◇のマークがある線が既婚女性の推移ですが、昭和50年に比べて平成7年や平成26年は既婚女性の働く割合が増加していることが分かります。

働く女性は金銭的なゆとりがあり、職場で男性と知り合う機会も多いです。
また、今はTwitterやマッチングアプリなどで簡単に男性と知り合うことができるため、既婚女性だけではなく家庭に専念している妻が不倫をしていても不思議ではありません。

妻が不倫するのは夫が不倫するのと同じくらいの可能性があるという認識を持つほうがいいでしょう。

引用元：内閣府男女共同参画局

妻が不倫しているのを見抜く！チェックすべき11の行動

妻が不倫している場合の怪しい行動は色々とあります。
これから11項目をご紹介しますが、該当する項目が多いほど妻が不倫をしている可能性は高いです。

【浮気度★】機嫌がいい・優しい

人は嬉しい出来事があると、機嫌が良くなったり、優しくなったりすることがあります。
普段は淡々と会話をする妻が積極的にコミュニケーションを取ってくるなど、いつもと様子が違う場合は不倫が理由かもしれません。

【浮気度★★】ダイエットを始めた

細いスタイルになるために妻がダイエットを始めた場合、不倫相手を惹きつけることが目的である可能性があります。
「どうして急にダイエットを始めたの？」と探りを入れてみると、何かしらの動揺が見られるかもしれません。

【浮気度★★】スキンケアに力を入れ始めた

一般的に女性はいくつになっても肌のお手入れに励む方が多いですが、以前に比べてより一層スキンケアに力を入れ始めるのは不倫のためかもしれません。

綺麗や可愛いと言われるのは自分の魅力を褒められることであり、そのためにスキンケアを頑張る人も多いです。
これ1つで妻が不倫しているとは限りませんし、他の項目にも同じことが言えます。

【浮気度★★】香水をつけるようになった

容姿と同じように匂いも異性を惹きつけるのに効果的な手段です。
普段、他人に自分の匂いをどう思われようと気にしないタイプであれば、外出時に香水をつけるようになるのは何か怪しいです。

不倫相手に好かれるために香水をつけている可能性はゼロではありません。

【浮気度★★】オシャレになった

ヘアスタイルやファッションなど、以前よりもオシャレになった場合も不倫の推測に繋げることができます。
オシャレは自己満足だけではなく、他人に自分の魅力を評価される1つの要素です。

スキンケアや香水と同じように不倫相手を惹きつけるためかもしれません。

【浮気度★★★】帰宅が遅い・外出が増えた

帰宅が遅かったり、外出が増えた場合も、妻が不倫している可能性が高まります。
このケースは専業主婦のほうが見抜きやすいです。

妻が働いている場合は仕事の付き合いという筋の通った理由を使えますが、専業主婦の場合は家庭よりも優先できる違和感のない理由が少ないです。
特に以前に比べて習い事などで交友関係が広がった場合は、その中に不倫相手がいるのではと疑いたくもなります。

【浮気度★★★★】下着がセクシーになった

ここからは妻が不倫している可能性が一気に高まります。

妻の下着が今までよりもセクシーになった場合、その下着は不倫相手のために購入した可能性があります。
一般的にセクシーな下着を身につけるのはセックスを盛り上げるためです。

夫のために購入したわけではないとすれば、他の男性とのセックスを盛り上げるために購入したと考えるのが自然です。

【浮気度★★★★】スマホを見せない

前はお互いにスマホを見せ合う関係だったにも関わらず、妻がスマホを見せてくれないようになったという場合は、不倫を隠すためかもしれません。
不倫相手と電話やSNSなどで連絡を取り合っている可能性が高いです。

また、スマホにロックがかけられていると、さらに妻が不倫をしている可能性が高まります。

【浮気度★★★★】外出中に携帯の電源が切れている

浮気相手とセックスする時は携帯電話の電源を切る人が多いです。
外出中の妻に電話をかけても電源が切れていることが多いなら、不倫をしている最中かもしれません。

【浮気度★★★★】セックスを誘ってこない

妻がセックスに誘ってくる回数が減った場合、夫とのセックスに対して興味が薄れている可能性があります。
性欲が強ければ欲求を満たすために不倫をしていてもおかしくありません。

【浮気度★★★★★】セックスを断られる

一般的に夫婦のセックスは夫が誘うケースが多いです。
今までの傾向からして、明らかにセックスを断られる回数が増えている場合、妻が不倫をしている可能性は高いです。

妻が不倫しているかもしれない！まずは証拠を集めることが大切

妻が不倫しているかもしれない状況では、まず証拠を集めて事実を確かめることが大切です。
なぜ、不倫の証拠が重要なのか？メリットも併せてご紹介します。

不倫の証拠の重要性

日頃の怪しい行動は妻が不倫をしている可能性がありますが、憶測だけでは不倫問題を解決できません。
証拠がない状態で妻を問い詰めても、不倫をした根拠がないため、本当に妻が不倫をしていても認めることはないでしょう。

逆に妻が不倫をしていなかった場合、妻はその事実を証明することができません。

不倫の証拠を集めるメリット

不倫問題は証拠を集めて事実を確認するからこそ解決できます。
証拠がない状態での話し合いとは異なり、不倫の事実が判明していると話し合いがスムーズに進みます。

一般的に不倫の話し合いは離婚か復縁かを決める流れになり、さらに慰謝料請求をどうするかも証拠があるからこそ検討することができます。
また、慰謝料請求と離婚は示談交渉が成立しなければ法廷で争うことになりますが、その際に妻が不倫した証拠があると有利です。

裁判で有効な不倫の証拠

離婚や慰謝料請求を裁判で争う場合、どちらも不倫の事実が争点となります。
そのため、裁判では肉体関係を推認できる証拠が認められやすいです。

妻が不倫相手とセックスしたことを推測できる証拠を集めておくのが効果的です。

妻が不倫した証拠を自分で集める方法

妻が不倫した証拠を集める方法は色々とありますが、誰にでも出来る簡単な調査方法を2つご紹介します。

以下の記事では、自分で浮気調査をする方法をまとめているので、併せて参考にしてみてください。

妻のスマホをチェックする

妻が不倫をしているなら、スマホを調べることで何かしらの証拠が見つかる可能性が高いです。
妻がお風呂に入っている時や寝ている間にこっそりとスマホを調べてみましょう。

ロックがかかっている場合はパスコードを解除しなければなりません。
妻がパスコードを解除する瞬間を盗み見したり、生体認証の場合は寝ている妻の指を当てることで解除できることもあります。

妻の居場所をGPSで監視する

GPSを使えば妻の居場所をリアルタイムで特定することができます。
ラブホテルや知らない住所のマンションなど、妻が不倫している場所が判明することもあります。

一般的にGPSは浮気調査以外で使うことが少ないため、妻の不倫を調べるためだけにGPSが必要なのであれば、購入するよりもレンタルするほうがコスパがいいです。

GPSレンタルは様々なサービスがありますが、高性能GPSをリーズナブルな料金でレンタルできる「イチロク」がおすすめです。

GPS本体はスマホと連動しているので、GPSを取り付けた後はスマホで妻の行動を監視できるようになります。

妻が不倫した証拠を掴めない時は探偵に依頼するのがおすすめ

妻が不倫した証拠を自分で掴めなかった時は、探偵に依頼するのがおすすめです。
探偵に浮気調査を依頼すると、尾行や張り込みからラブホテルに出入りした瞬間などの決定的な証拠を掴んでくれます。

裁判に向けて肉体関係を推認できる証拠が欲しい時は非常に頼りになります。

ほとんどの探偵事務所は相談と見積りが無料なので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

妻が不倫した事実が判明！離婚せずに慰謝料請求はできる？

慰謝料は離婚が前提ではないため、婚姻関係を継続する場合も慰謝料を請求することができます。
慰謝料に関する3つの基礎知識をご紹介しましょう。

離婚しない場合、不倫相手に慰謝料請求するのが一般的

慰謝料の支払責任は不倫をした当事者の2人にあります。
妻が不倫した場合なら、妻と不倫相手の両方に慰謝料を請求できますし、どちらか一方だけに請求することもできます。

離婚しない場合、一般的には不倫相手にのみ慰謝料を請求します。
配偶者に慰謝料を請求しても同じ家庭内でお金が動くだけなので、金銭的なメリットがありません。
むしろ、弁護士費用の分だけ損することになります。

慰謝料の相場は100万円～300万円

慰謝料の相場は100万円～300万円です。
復縁よりも離婚する場合のほうが慰謝料が高くなる傾向がありますが、本当にケースバイケースです。

慰謝料請求は下表のように3つの方法があり、民事裁判の場合は判決で慰謝料が確定します。
裁判では、婚姻年数や不倫期間など様々な要因が考慮されて慰謝料が決まるため、相場よりも金額が安くなることがあれば、高くなることもあります。

慰謝料請求には時効がある

慰謝料請求は民法・第724条で時効が決まっています。
不倫が始まった日から20年間、不倫を知った日から3年間、この2つの期間が慰謝料請求の時効です。

時効を迎えるまでに慰謝料を請求しましょう。

第七百二十四条：不法行為による損害賠償請求権の消滅時効
不法行為による損害賠償の請求権は、次に掲げる場合には、時効によって消滅する。
一.被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないとき。
二.不法行為の時から二十年間行使しないとき。

引用 : e-Gov法令検索

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まとめ

日頃の行動から妻が不倫をしているかもしれないと思った時は、まず証拠を集めて不倫の事実を確かめましょう。
憶測だけで妻を問い詰めるのは絶対にNGです。

自分で調査をしても事実が分からなかった場合は、探偵に頼ることも検討してみてください。