浮気をされた人にとって最大の悩みとなるのは、パートナーの浮気を許すかという問題です。
浮気をされた悔しさ、悲しさ、辛さを考えれば、簡単には許すことはできませんよね。
「パートナーを許しても、また浮気されるんじゃないか…」
「浮気を許せずに別れても後悔しないか?」
このように判断を迷う人も少なくありません。
本記事では、浮気を許すかどうか迷った時に参考になる判断基準、パートナーを許すための条件や心理について詳しくご紹介します。
もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
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目次
浮気を許す人の心理
浮気をして傷つけられると、なかなか浮気を許す気になれないもの。
それでも、最終的には浮気を許すと決めたのはなぜなのか?
浮気を許す人の心理を読み解いてみましょう。
好きなので別れたくない
浮気を許す人の1つ目の心理として、好きなので別れたくないという本音があります。
浮気をされたほうは、自分から心変わりをしたわけではないので、パートナーを好きな気持ちが変わっていないケースのほうが多いでしょう。
そんな自分の好きな人がいなくなる人生を考えると、なかなか別れるという決断はしにくいものです。
浮気をされてどんなに傷ついたとしても、好きという気持ちがあると、浮気を許してしまう人のほうが多いでしょう。
自分も浮気をするから気持ちが分かる
浮気を許す人の2つ目の心理として、自分も浮気をするから気持ちが分かるという場合があります。
今は浮気をしていなくても、過去に浮気をした経験がある場合、浮気をする人の気持ちがわかるため、浮気を許してしまうことがあります。
また、浮気の経験者は感情的になってパートナーの浮気を一方的に責めたりしないので、関係の修復も意外にうまくいきやすいでしょう。
人は浮気をすることもある!諦めの気持ち
浮気を許す人の3つ目の心理として、人は浮気をすることもあるという諦めの気持ちになっている可能性が考えられます。
あまりパートナーに期待していないので、「裏切られた!絶対に許さない!」と感情的になることも少なく、「仕方ないか」という淡白な感想を持つ人もいるかもしれません。
自分に自信がある!浮気をされても戻ってくる
浮気を許す人の4つ目の心理として、浮気をされても戻ってくるという自信があるケースもあります。
自分に自信がある人は、浮気相手は遊びであり、本命は自分だと思っているケースがよく見られます。
自分の方が常に格上だと思っているため、浮気をされても、「遊ばれてしまってかわいそう」と、どこか上から目線の発言が目立ちます。
このように自信がある人は、浮気をされても揺るがないメンタルの強さがあるので、一般的な人よりも浮気を許しやすいかもしれません。
弱気な性格で許せないと言えない!言い返されるのが怖い
浮気を許す人の5つ目の心理として、言い返されるのが怖いという弱気な性格が影響している可能性もあります。
日頃、パートナーとの関係が主従関係になっており、自分が下の立場になっている場合は、パートナーへ反抗できず、浮気を強制的に許すという雰囲気になりやすいもの。
このように弱気な性格から「許さない!」と言えない場合、自分1人でパートナーへ抵抗するより、周囲の人間を巻き込むと、うまく意思表示ができるでしょう。
恋人に恩がある
浮気を許す人の6つ目の心理として、恋人に恩を感じているケースもあります。
これまで恋人に辛い時期を支えてもらった経験がある人は、パートナーへ感謝の気持ちがあるため、たった1回くらいの浮気であれば許してしまうケースも少なくありません。
パートナーの犯したたった1度のミスよりも、パートナーがこれまで貢献してきてくれた過去を評価したいと考える人もいます。
今後の家庭のために1度は許すしかない
夫婦の場合、浮気を許す人の7つ目の心理として、今後の家庭のために1度は許すしかないという諦めの心境がよく見られます。
- 「専業主婦だったので仕事が見つかるかわからない…」
- 「子供を1人で育てていく自信がない…」
このように、離婚をすると何かしらの不便があるので、別れないで現状維持を選ぶ人は多いです。
どちらかというと前向きに関係を修復したいから浮気を許すのではなく、そうせざるを得ないというネガティブな理由から浮気を許すことが多いでしょう。
浮気を許せない人の心理
浮気を許す人がいる一方で、浮気を最後まで許せない人もいます。
なぜ浮気を許せないのか?
浮気を許せない人の心理もご紹介します。
裏切りは絶対に許さない!怒りが収まらない
浮気を許せない人の1つ目の心理として、「裏切りは絶対に許さない!」と怒りが収まらないことが考えられます。
「可愛さあまって憎さ百倍」ということわざがあるように、一度憎いと思い始めると、なかなか許す気持ちになれなくなってしまいます。
もともと頑固な性格の人や、プライドが高い人は、このような気持ちになりやすいでしょう。
浮気相手よりも下に見られた!悔しくて許せない
浮気を許せない人の2つ目の心理は、悔しい気持ちが影響している可能性があります。
自分よりも後に恋愛関係になった浮気相手は、「自分よりも上の存在」と感じやすいもの。
そんな中、浮気がバレた時に、「この人は悪くない!」とパートナーが浮気相手を擁護するような言動が見られると、ますます自分が浮気相手よりも下に扱われているように感じてしまい、浮気を許せなくなってしまいます。
こうした浮気相手をかばう言動が悔しくて忘れられないという人は意外に少なくありません。
信用できない
浮気を許せない人の3つ目の心理として、単純にパートナーを信用できなくなっていることが挙げられます。
自分を1回裏切った人間を信用することは難しいこと。
「また裏切るんじゃないか?」と疑心暗鬼になってしまい、信頼関係が成り立たなくなっている可能性があります。
このような場合、浮気を許せないと決断したら、お互いに早く新しいスタートを切れるように準備した方がよいかもしれません。
他の異性と仲良くしているのが切なくて悲しい
浮気を許せない人の4つ目の心理は、自分以外の異性と仲良くしていることが切なくて悲しいと感じている可能性があります。
個人差はありますが、男性も女性も「自分だけを見てほしい」という気持ちは、誰しもが持っているもの。
どんなに月日が経とうと、自分以外の異性へパートナーが興味を持つことはあまり気分の良いものではありません。
子供が可哀想!許すわけにはいかない
夫婦の場合、浮気を許せない人の5つ目の心理として、子供に可哀想な思いをさせたことが許せないという本音があるかもしれません。
パートナーの身勝手な行動で大事な子供を傷つけられるのは親として我慢ができないもの。
自分のことであれば我慢できるけど、罪のない子供が傷つけられることは黙っていられないという親心から、浮気を許せない人もいるでしょう。
パートナーと時間や財産を共有する気になれない
夫婦の場合、浮気を許せない人の6つ目の心理として、パートナーと時間や財産を共有する気になれなくなってしまったという本音もあるかもしれません。
特に、これまで稼ぎ頭として、裏切ったパートナーのために必死に頑張って働いてきたのであれば、「何のために一生懸命頑張ってきたんだろう?」と感じやすいもの。
自分の努力が無駄に感じられるようなパートナーと一緒に暮らし続けることは大きな苦痛なので、早めに見切りをつけて別れたいと感じる人も少なくないでしょう。
一般的に浮気を許す人は多い?アンケートをご紹介
浮気をされた場合、一般的には浮気を許す人と許さない人では、どちらが多いか気になりますよね。
浮気に関する興味深いアンケート結果を3つご紹介します。
恋人の浮気を許せる?
まずは、恋愛ポータルサイト「縁結び大学」の20代独身男女149人に調査した「恋人が浮気したら許せる?」というアンケート結果からご紹介します。
引用元:縁結び大学
アンケートで最も多かったのが、恋人の浮気を許せないから別れるという回答。
男性は「55.4%」、女性は「55.9%」で半数以上が別れを選ぶという結果でした。
一方、許せないけど別れないと回答したのは男女共に2割程度にとどまりました。
やはり浮気をされると裏切られた悲しさや怒り、相手への不信感がなかなか消えないもの。
独身でお互いに身軽な状態であれば、さっさと見切りをつけて別れを選択する人が多いようです。
浮気の線引きは?
次に、「これをやったら浮気確定」というアンケート結果をご紹介します。
引用元:縁結び大学
浮気の線引きとして、男女共に1位となったのが「異性と体の関係になる」。
やはり浮気と認定されやすいのは、肉体関係があるかどうかという点でした。
一方、アンケートで興味深い結果となったのが、星印がついた項目です。
「異性と抱き合う」は女性67.7%、「異性と手をつなぐ」は女性77.4%が浮気だと認定しているのに対し、男性は50%台であまり数値が高くありません。
一方、男性は「異性と二人で出かける」が41.1%だったのに対し、女性は25.8%と低く、こちらも男女で差がつく結果となりました。
総合的に、女性のほうが男性よりも異性とのちょっとした関わり合いで浮気だと認定しやすい傾向があるようです。
浮気を疑われる行動をしたことがある?
次に、「浮気を疑われる行動したことある?」というアンケート結果をご紹介します。
引用元:縁結び大学
「はい」と回答したのは男性16.1%、女性31.2%で、女性のほうが男性よりも多いという結果になりました。
一般的に浮気のイメージは男性のほうが強いため、意外な結果と言えます。
女性はそれだけ影で浮気をしていることが多かったり、浮気を隠すのがうまいということ。
男性よりも、実は女性の浮気のほうが厄介なのかもしれません。
浮気を許す判断基準は独身カップルと夫婦で異なる
浮気を許す判断基準は、独身カップルと夫婦によって異なります。
浮気を許す場合のメリットとデメリットについても確認しておきましょう。
独身カップルの場合
独身カップルの場合、浮気を許すか迷ったときは以下の判断基準を参考にしましょう。
- パートナーが反省しているか
- 元の関係に戻れる見込みはあるか
- あなた自身が浮気を許せるか
- やり直す価値があるか
独身の場合、上記の中で最も重要になってくるのが「元の関係に戻れる見込みはあるか」。
浮気をされると、以前とまったく同じような関係に戻ることが難しくなってしまいます。
表面上は以前とあまり変わっていなくても、お互い心からすっきりした状態に戻るにはかなりの時間がかかります。
「一緒にいても浮気のことを思い出して苦しくなる…」
そのような苦しみを抱えて付き合い続けることは、あなたにとってプラスにならないもの。
気持ちの上で以前のようにフラットな状態に戻ることが難しい場合は、復縁をしても苦しむだけになるかもしれません。
メリット | ・これからも一緒にいられる ・相手より優位に立てる ・浮気を乗り越え更に絆が深まる可能性がある |
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デメリット | ・浮気を許せず一緒にいても苦しい場合がある ・以前のような関係に戻れない可能性がある ・再び浮気をされる可能性がある |
夫婦の場合
次に夫婦の場合の浮気を許す判断基準をご紹介します。
- 子供の有無
- 浮気の理由
- 関係を修復するための努力ができるか
- やり直す価値があるか
- 自身の経済力
夫婦の場合、浮気を許すか判断する時によく重視されるのが「子供の有無」です。
罪のない子供を傷つけたくないという気持ちは男性も女性も一緒。
離婚をすることになれば、子供に自由に会えなくなる可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。
また、これまで専業主婦で仕事をしたことがなかった場合は、「自身の経済力」が離婚の最大の障害となるでしょう。
メリット | ・これまで通りの安定した生活が維持できる ・子供への影響が少ない ・世間体を守れる |
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デメリット | ・浮気をされた不信感から浮気を疑りやすくなる ・夫婦関係がギクシャクする場合がある ・再び浮気をされる可能性がある |
浮気を許す際に抑えておきたい6つの条件
浮気を許すと判断した場合、関係を修復する上で押さえておきたい条件が6つあります。
それぞれの条件を詳しくチェックしていきましょう。
反省と謝罪は必須
浮気を許す際に押さえておきたい1つ目の条件は、反省と謝罪。
パートナーが反省も謝罪もしない状態で、関係を修復するという選択肢はあり得ません。
あなたに対して心から悪いと反省し、謝罪をして、ようやく関係修復へのスタート地点に立てるものです。
反省のない相手とやり直しても、また浮気をされて時間の無駄になる可能性があります。
浮気をやめてもらう!浮気相手の連絡先を削除
浮気を許す際に押さえておきたい2つ目の条件は、浮気をやめてもらうこと。
浮気相手の連絡先を完全に削除したり、パートナーと浮気相手の職場が一緒の場合は、「会社に浮気を報告する」と伝えると効果的です。
タチが悪いパートナーだと、「削除したよ」と言いつつ、裏では浮気相手との連絡先を残している場合もあります。
2度目の浮気は許さない
浮気を許す際に押さえておきたい3つ目の条件は、2度目の浮気は許さないこと。
浮気をしても許してもらった経験があると、中には「次回も許してくれるだろう」と甘い考えを持つ人もいます。
そのため、2度目の浮気は絶対に許さないという点を強調しておく必要があります。
「次回浮気をしたら別れる」「両家の親に来てもらう」など、パートナーが嫌がる条件を約束しておくことで、浮気への抑止力となるでしょう。
浮気チェックのためにスマホを見るための許可をもらう
浮気を許す際に押さえておきたい4つ目の条件は、浮気チェックのためにスマホを見るための許可をもらうこと。
スマホをチェックする許可をもらえれば、堂々と浮気調査をしやすくなります。
誓約書を書いてもらう
夫婦の場合、浮気を許す際に押さえておきたい5つ目の条件は誓約書を書いてもらうこと。
誓約書を書いてもらうことによって、「今度浮気したら大変なことになる」とパートナーに認識してもらえます。
浮気は本人の意識が変わらなければ、なかなか改善できない問題です。
2度目の浮気がパートナーにとって不利な状態になると分かっていれば、安易に浮気ができなくなるでしょう。
浮気相手に慰謝料を請求する
夫婦の場合、浮気を許す際に押さえておきたい6つ目の条件は、浮気相手に慰謝料を請求すること。
浮気や不倫問題において、目に見える形での一番大きなペナルティは、やはり「慰謝料」です。
慰謝料を請求された相手は、経済的なダメージのみではなく、世間に浮気がバレたという精神的なダメージも負うことになります。
そのため、浮気相手がなかなかパートナーと別れない場合は、慰謝料をうまく利用して縁を切らせるのも一つの方法です。
浮気を許すべきかどうか?冷静に対処することが大切
浮気を許すべきかどうか迷った時は、冷静に対処することが大切です。
「別れる」もしくは「関係を修復する」のどちらを選んでも、あなたが後悔しないように、慎重に判断しましょう。
まずは冷静になって1人で考える
浮気を許すべきかどうか迷った時は、まずは冷静になって1人で考えましょう。
浮気が判明した直後は、さまざまな感情が入り混じり、なかなか冷静になれないものです。
そんなときは、1人の時間を作り、心を落ち着かせることから始めましょう。
ゆっくり自分の気持ちと向き合うことで、これからあなたがどうしたいのか、本当の気持ちに気づくことができるはずです。
パートナーと話し合う
浮気を許すか迷った時は、パートナーと時間をかけてじっくり話し合いましょう。
この時、感情的に一方的な意見をぶつけることだけは避けましょう。
あなたが感情的に相手を一方的に責めてしまうと、パートナーは本心が言えなくなってしまう可能性があります。
なぜ浮気をすることになってしまったのか?
浮気の根本的な原因がわからなければ、関係の修復は不可能です。
パートナーの意見にも耳を傾けながら、あなたの苦しみもしっかり伝えていきましょう。
お互いに冷静に話し合うことができれば、「この人とだったら乗り越えていける」と手応えを感じることができるかもしれません。
周囲に相談する
浮気を許すか、自分1人では判断が難しい場合は、あなたが信頼している周囲の人間に相談してみましょう。
浮気をされた人は、ついつい被害者目線で物事を考えてしまうもの。
しかし、今後のことを考える時に、被害者目線の狭い視野のままでは判断を誤る可能性があります。
そんな時、あなたが広い視野で物事を見渡せるようにアドバイスをくれるのが周囲の人間です。
カウンセラーに相談する
浮気を許すかどうか周囲に相談しても、納得できるアドバイスを得られなかった場合は、浮気・不倫問題を専門にしているカウンセラーに相談するのも一つの方法です。
専門カウンセラーは、あなたと同じような悩みを抱えている事例を数多く見てきているので、離婚問題の解決ノウハウが豊富です。
周囲に浮気の相談ができる人がいない場合にも頼りになるでしょう。
もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
ラビット探偵社は浮気調査の相談実績が年間16,000件以上あり、無料相談も受け付けています。
まとめ
パートナーの浮気を許すべきかどうかは、置かれている状況によって異なるものです。
ただし関係を修復するなら、パートナーから反省や謝罪があることが絶対条件になります。
反省の気持ちがない相手とやり直しても、また浮気に悩まされるだけ。
特に既婚者で子持ちの場合は、子供への悪影響も考えられるため、別々の道を歩むのであれば、できるだけ早く新生活へ向けての準備を始めましょう。
また、パートナーが慰謝料や養育費の支払いを渋り、浮気の事実を認めようとしない場合に備えて浮気の証拠を集めておくのも重要なポイント。
相手に浮気を認めさせる明白な証拠があれば、慰謝料請求や離婚請求もスムーズに手続きを進められます。
自力で証拠を集める場合は、パートナーからケチをつけられる可能性があるため、探偵事務所のようなプロに浮気の証拠を依頼したほうがより効果的です。