浮気をされると、悲しみや怒りでつい相手を責めたくなってしまうものですが、「浮気性の原因」について考えたことはありますか?
実は、浮気性にも様々なタイプがあり、原因ごとに効果的な対処方法が異なります。
場合によっては、専門的なカウンセリングや治療が必要になる場合もあります。
原因を特定することができれば、パートナーの浮気性を治すことができるかもしれません。
今回は、浮気性の原因と治し方について、タイプ別の対処方法を詳しくご紹介します!
もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
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浮気性の6つの原因
浮気性には主に6つの原因があります。
まずは、パートナーが浮気を繰り返す根本的な原因から確認していきましょう。
性的欲求が満たされていない
浮気性の1つ目の原因は、性的欲求が満たされていない場合です。
日頃からスキンシップが不足していたり、セックスレスになっている場合、パートナーの性的欲求が満たされないため、他の人で穴埋めをしようとする傾向があります。
- 潔癖症でセックスがあまり好きではない
- 疲れているのでセックスが面倒くさい
このような理由で、いつもパートナーからの誘いを断っている場合、あなたが考えている以上に、パートナーが不満を感じている可能性があるので注意が必要です。
背徳感に興奮する
浮気性の2つ目の原因は、背徳感に興奮するという性癖がある場合です。
浮気は常に「バレないか」というスリルや刺激をともなうため、背徳感から浮気の深みにはまってしまう人も少なくないようです。
浮気性の中には、こうした背徳感を楽しむために、わざわざ恋人(配偶者)と一緒に暮らしている自宅に浮気相手を招くこともあります。
恋人(配偶者)が仕事や旅行などで長時間不在になる時間を狙って、大胆な行動に出る人もいるので注意が必要です。
浮気が悪いという認識がない
浮気性の3つ目の原因は、浮気が悪いという認識がない場合です。
浮気は「本気じゃなく、遊びだから問題がない」と自分勝手なマイルールを押し付けてくるため、まともに話し合いができないことも少なくありません。
このように浮気が悪いという認識がない人は、浮気に対して罪悪感がないため、その場かぎりの謝罪となり、再び浮気を繰り返しやすいのが特徴です。
浮気性の原因の中で、最もタチが悪いケースと言えます。
寂しさに耐えられない
浮気性の4つ目の原因は、寂しさに耐えられない場合です。
恋人(配偶者)と常に一緒にいたいパートナーだと、寂しさが浮気の引き金になりやすいため、日頃から十分にコミュニケーションを取ることが浮気の最大の予防策になります。
遠距離恋愛をしていたり、恋人(配偶者)があまり構ってくれないタイプだと、浮気をして愛情不足を埋めようとすることがあるので注意をしないといけません。
浮気をするだけの経済的な余裕がある
浮気性の5つ目の原因は、浮気をするだけの経済的な余裕がある場合です。
社会的地位や名誉を手に入れ、経済的な余裕も出てくると、当然周囲から一目置かれるようになり、異性にもモテやすくなります。
中には、浮気相手と会う場所を確保するため、マンションの1室を借り、人目につかないように密会するケースも見られます。
特に男性は周囲が羨ましがる若くて美しい浮気相手を手に入れ、優越感に浸りたがるもの。
自尊心を満たすため、遊びと割り切って浮気を楽しんでいる傾向もあります。
浮気をする時間がある
浮気性の6つ目の原因は、浮気をする時間がある場合です。
特に、片方が仕事で、片方が暇という状況は、浮気をしやすいタイミング。
特に、暇になるのがかまって欲しいタイプだと、自分一人の時間をうまく過ごせず、一緒にいてくれる人を求めて浮気をしやすくなってしまいます。
そのため、よく相手をしてくれる友人と頻繁に連絡を取るようになり、気づいたら浮気関係になっていたというケースも少なくありません。
また、時間に余裕があるということは、それだけ交友関係も広げやすく、「出会い」のチャンスも増えるため、結果的に浮気相手と出会いやすくなると言えるでしょう。
浮気性は病気なの?どこで治療できる?
浮気性の中には、これまでご紹介してきた主な原因以外に、病気に近い「依存症」が大きく影響している場合もあります。
浮気性を引き起こしやすい依存症の特徴や治療方法について解説していきます。
浮気性は回避依存症と呼ばれている
浮気性は、病気ではないので正式な病名ではありませんが「回避依存症」と呼ばれています。
幼い頃の家庭環境や親からの愛情不足が主な原因と指摘されています。
心の中では常に愛情に飢えており、相手から寄せられる愛情に対してきっぱり断れない部分もあるので、浮気相手を作りやすいタイプと言えるでしょう。
セックス依存症の場合の治療方法
結論から言ってしまうと、セックス依存症には、確率した治療方法はありません。
セックス依存症の治療方法は、「カウンセリング」がメインとなり、必要に応じて性欲を抑える薬を投与する場合もあります。
セックス依存症は、「性嗜好障害」を扱っている依存症専門外来で治療可能です。
カウンセリングは本人とカウンセラーの2人だけで行うこともあれば、依存症を支える家族が同席することもあります。
場合によっては、同じ悩みを抱えた自助グループに参加することを勧められることもあるでしょう。
セックス依存症とは
セックス依存症とは、自分にとって不利益になるとわかっているのにもかかわらず、自分の意志で性交渉や自慰行為をやめられない症状のことです。
以下のような症状がみられる場合は、セックス依存症の可能性を疑う必要があります。
- セックスや自慰行為によって物事の正しい優先順位が判断できなくなる
- 性病にかかるリスクがある相手でもセックスをしてしまう
- 不安が強くなるとセックスをしたくなる
- セックスの相手を次から次へと変えても抵抗がない
セックスによって仕事や日常生活にまで悪影響が出る場合は、かなり深刻な状態です。
セックス依存症は放っておいても改善しないため、専門的なクリニックで治療することを検討してみましょう。
自分で解決できない場合はセラピストに相談してみる
セックス依存症をなかなか解決できない場合は、専門知識のあるセラピストにまずは相談してみましょう。
「専門家に相談するのは敷居が高い…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本気でセックス依存症を改善するつもりであれば一度受診をしてみる価値があります。
専門家だからこそ、これまで他の人には言えなかったような悩みも打ち明けやすく、的確なアドバイスをもらえる可能性があるからです。
再発の可能性がある依存症を一人で治すのは難しいもの。
周囲の助けを借りながら、心の問題を根本的に解決していくことが重要です。
パートナーは浮気性?浮気性によくある特徴
次に、浮気性のパートナーによく見られる特徴についてご紹介します。
あなたのパートナーは浮気性のよくある特徴に当てはまるか、チェックしてみましょう。
男性の浮気性の特徴
まずは、浮気性の男性の特徴について、エキサイト株式会社が男女213人に調査したアンケート結果から見てみましょう。
引用元:PRTIME
浮気性の男性で最も多かったのは、「よく嘘をつく」という特徴。
浮気相手と密会するために嘘をつくことが多くなるため、納得の1位と言えます。
2位は「隠し事が多い」という特徴。
スマホの画面をのぞくことを極端に嫌がったり、会わない日の予定を教えてくれないなど、以前よりも隠し事が多くなったと感じるケースが多いようです。
3位は「元カノと繋がっている」という特徴。
一度肉体関係をもったことがある元カノは、浮気相手になりやすいため、別れた後も元カノと連絡を頻繁に取っている場合「怪しい」と思われやすいようです。
女性の浮気性の特徴
次に、浮気性の女性の特徴について見ていきましょう。
引用元:PRTIME
浮気性の女性の場合は、「寂しがり屋」という特徴が堂々の1位。
男性は性欲が満たされないという肉体的な理由から浮気をする人が多いですが、女性の場合は寂しいという精神的な理由から浮気をする人が多い傾向です。
2位の「よく噓をつく」、3位の「隠し事が多い」は、浮気性の男性の特徴と共通。
浮気相手と密会したり、浮気の事実をバレないようにするため、嘘や隠し事がどうしても多くなるようです。
また、女性では4位にランクインした「スキンシップ・露出が多い」が、男性では9位にランクインしており、男女で大きな違いとなっているのも特徴的です。
浮気性を治したい!浮気性のパートナーへの対処法
パートナーの浮気性を治すためには原因ごとに対処する方法が変わります。
浮気性の原因 | 対処法 | 治る可能性 |
---|---|---|
性的欲求が満たされていない | 性的欲求を満たしてあげる。 | 〇 |
背徳感に興奮する | パートナーが好きな性癖を受け入れてみる。 | △ |
浮気が悪いという認識がない | 罪悪感を与えることができれば治る可能性はある。 | ✕ |
寂しさに耐えられない | 1人にならないように構ってあげる。 | 〇 |
浮気をするだけの経済的な余裕がある | 夫婦の場合、浮気できないようにお小遣いを減らす。 | △ |
浮気をする時間がある | 共通の趣味を持つなど、浮気する時間を与えないようにする。 | 〇 |
それぞれの原因に対する具体的な対処法を確認していきましょう。
性的欲求を満たしてあげる
性的欲求が満たされていないことが浮気性の原因であれば、性的欲求を満たしてあげることがポイントになります。
具体的には、スキンシップの回数を増やしてみたり、セックスを2人で楽しめるように工夫することが重要です。
あなたとのスキンシップに満足できれば、パートナーも他の人で不満を解消しようとしなくなるはずです。
パートナーが好きな性癖を受け入れてみる
背徳感に興奮することが浮気性の原因である場合、パートナーが好きな性癖を受け入れてみるのも1つの手段です。
パートナーからの提案に対して、いつも否定ばかりをしていると、パートナーが「あなたに相談しても無駄」と考えるようになるので注意が必要。
そのうち、パートナーの願望を満たしてくれる他の人を探すようになってしまう恐れがあるので、相手の提案を受け入れてみるのも大事なことです。
ただし、「恋人(配偶者)が嫉妬する・悲しむ姿に興奮する」というような場合は、浮気性を改善するのが難しいので、よく相手の性癖を見極めないといけません。
罪悪感を与えてみる
浮気性の原因として、最も改善されにくいのは、浮気が悪いという認識がない場合です。
そのような場合でも、パートナーに罪悪感を与えることができれば、浮気性を改善できるかもしれません。
ただし、ちょっとやそっとのことでは、罪悪感を与えられないため、思い切った行動が必要になるでしょう。
例えば、既婚者なら離婚届を渡してみたり、実家へ戻ってしまうのも1つの方法。
「本当に大切な本命を失うかもしれない」という気持ちにさせることで、パートナーが改心する可能性もあります。
1人にならないように構ってあげる
寂しさに耐えられないことが浮気性の原因になっているケースは、一人にならないように構ってあげることが大切になります。
特に女性の場合は、浮気による妊娠のリスクが高いため、本来は不特定多数の男性と関係を持ちたがらないもの。
好きな相手がしっかりと相手をしてくれるのであれば、浮気をしにくいので、日頃からしっかりとコミュニケーションを取って、不安にさせないことが大切です。
また、男性の場合も、人になかなか弱みを見せられないため、一人でストレスや悩みを抱えやすく、あなたが想像している以上に寂しさを感じている場合があります。
「男のくせに情けない」と男性の弱さを否定するような発言が多いと、パートナーがあなたの前で弱音を吐けなくなり、逃げ場所を求めて浮気相手を探す可能性があるので要注意。
そのため、浮気性を治すためには、どんな姿でも受け入れるという姿勢をあなたが見せることが重要です。
あなたがしっかり支えるという覚悟が伝われば、浮気相手という「逃げ場所」が不要となるので、浮気をしなくなるでしょう。
お財布を管理する
浮気をするだけの経済的な余裕があることが浮気性の原因になっているのなら、お財布を管理することが浮気予防で有効な手段になります。
収入をすべて管理できれば、浮気相手に流れているお金を把握することが可能。
また、お小遣いを制限することで、浮気相手とのデートに費用をあまりかけられなくなり、場合によっては浮気をやめさせる有効な手段になるでしょう。
浮気をする時間を与えない
浮気をする時間があるということが浮気性の原因となっている場合、浮気をする時間を与えないようにするのが浮気防止につながります。
共通の趣味を持ったり、頻繁に連絡するなど、多くの時間を一緒に過ごせるようになれば、他の異性に目を向けにくくなるでしょう。
また、仕事で成功を目指している相手には、「昇進や昇給に役立つ」と資格試験の勉強を進めてみるのもおすすめです。
パートナーの関心が浮気に向かないように、夢中になれるものを一緒に探してみましょう。
浮気性が治らない場合はどうすれば?
浮気性の悩みを本気で解決したいなら、場合によっては思い切った決断が必要です。
パートナーの浮気性がなかなか治らない場合は、以下の3つの方法を検討してみましょう。
浮気をやめて欲しいと伝える
パートナーの浮気性を治したいなら、まずは「浮気をやめて欲しい」と正直な気持ちを伝えましょう。
なぜなら、言葉に出して伝えなければ、あなたが浮気で苦しんでいるということに気づかない場合もあるからです。
悲しみや怒りを言葉でしっかり伝えることで、初めてあなたの苦しみに気づき、「悪いことをしてしまった」と反省する可能性があります。
一番避けたいのは、「察して欲しい」とあなたからは何も行動を起こさず、パートナーにそっけない態度をとること。
そっけない態度をとられたパートナーからしたら、あなたがなぜ不機嫌なのか原因がわからないため、最悪の場合「気分屋でつき合いにくい」と思われてしまう可能性もあります。
こうなってしまうと、「浮気をされて悲しんでいる」という気持ちが伝わらないだけではなく、2人の関係もますます悪化してしまい、何もメリットがありません。
パートナーにあなたの苦しみをわかってもらえるように、浮気をされた悲しみや怒りは、必ず「言葉」で伝えるようにしましょう。
カウンセリングを勧めてみる
もし、パートナーの浮気性の原因が「依存症」だった場合は、カウンセリングを勧めてみましょう。
浮気性の原因が依存症だった場合は、あなたが解決できる問題ではないので、的確な治療が必要になります。
依存症を専門としているカウンセラーの力を借りて、継続的に治療を行うのが浮気性を改善する有効な手段となるでしょう。
依存症は自覚するのが難しいため、自分から積極的にカウンセリングに行こうとする人はあまり多くありません。
依存症を治療するためには「周囲の助け」が不可欠です。
あなたから見てパートナーの浮気性の原因が依存症と感じる場合は、一度カウンセリングを受けるように勧めてみてください。
パートナーと別れる
浮気性の原因が何であろうと、やはり許せない気持ちが強かったり、これから関係を修復するのが難しいと感じるなら、パートナーと別れるのも1つの方法です。
苦労して浮気性を一度は改善できたとしても、また何かのきっかけで再発する可能性も否定できないからです。
「また浮気をするかもしれない」という不安を抱えてつき合い続けるより、そもそも浮気癖のない人と一から関係を築くほうがあなたにとって安心できるかもしれません。
浮気の証拠をつかんで、浮気相手とパートナーへ慰謝料請求をしてから別れるほうが、新しい未来へ向けて、気持ちを切り替えやすくなります。
ただし、パートナーに無断でスマホをチェックしたり、浮気調査アプリを使って自力で証拠を集めると「違法入手」として裁判で採用されない可能性があるのでおすすめできません。
一番安心なのは、裁判で正式な証拠として採用された実績がある探偵事務所に浮気の証拠集めを依頼すること。
慰謝料の請求は、あなたがこれまで我慢してきた思いを、パートナーと浮気相手へぶつけられるチャンスです。
「自分が受けた苦しみを相手にも味あわせてやりたい」と思う気持ちがあるなら、探偵事務所の力を借りるのも悪くありません。
もしパートナーの浮気が疑われる場合は浮気調査の専門家への相談をおすすめします。
ラビット探偵社は浮気調査の相談実績が年間16,000件以上あり、無料相談も受け付けています。
まとめ
浮気性の原因は人によってそれぞれ異なるため、タイプ別に対処するのが有効です。
一般的に、男性は性欲や自尊心のため、女性は寂しさが原因となり、浮気を繰り返す傾向があります。
セックス依存症が原因で浮気性が治らない場合は、放置していても良くならないので、専門のセラピストにカウンセリングをしてもらいましょう。
しかし、浮気性のパートナーに振り回されることに疲れてしまい、もう終わりにしたいと考えている場合は、すっぱり見切りをつけて別れるのも1つの選択です。
ただし、既婚者の場合は、そのまま浮気をされて泣き寝入りするのはおすすめできません。
浮気相手とパートナーに慰謝料をしっかり払ってもらってから先に進むほうが、あなたの将来のためになるはずです。
探偵事務所が作成する報告書なら、言い逃れができないように日時もしっかり記載されており、パートナーに浮気を認めさせるのに役立つので検討してみる価値があります。